こんにちは
PST広報の神山です。
今回の身近な雑学のテーマは「ワイン」

ワインとは
ワインとは、主としてブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料である。葡萄酒、ぶどう酒とも。通常、単に「ワイン」と呼ばれる場合には他の果汁を主原料とするものは含まない。日本の酒税法では「果実酒」に分類されている。
ウィキペディア引用

ワインの種類
赤ワイン
葡萄の黒い色の果皮や、種など固形分が混ざったままアルコール発酵をおこない、固形分に含まれている色素や渋味が液体の方に抽出するようにつくったワインが赤ワインです。その渋味と葡萄の酸味、甘味など複雑な味わいを持つのが一般的です。新鮮なうちに楽しむワインもありますが、長い熟成によってみごとにバランスのとれた味わいに成長していくのも赤ワインの魅力です。
白ワイン
葡萄の果汁だけを発酵させてつくるのが、白ワインです。果皮の黒い葡萄でも、果汁だけを集めてワインをつくると白ワインになります。
ロゼワイン
ロゼワインはその名の通り、バラ色のワインです。色だけでなく、香味も赤ワインと白ワインの中間的なもので、白ワインに近いものから赤ワインに近いものまで千差万別です。実際、赤ワインとロゼワインを厳密に区別する定義は存在しないので、あるロゼワインの色が別の赤ワインの色よりも濃い、ということもありえます。当然、製法も赤ワインづくりと白ワインづくりの中間的なものになります。
ロゼワインには大別すると以下、4つのつくり方があります。
- 赤ワイン用の品種(果皮の黒い葡萄)を用いる方法
醸造のはじめは赤ワインと同じで、醪(もろみ)にすこし色が出てきた段階(通常数時間から半日程度)で固液分離をおこなって、あとは白ワインと同様に液体だけで発酵を続けてつくります。 - 果皮の色が赤から紫のように中間的な色の品種を用いる方法
赤ワインと同様に比較的長いマセラシオンの期間をとって醸造します。このタイプの色はロゼでも、香味は赤ワインに近いものになります。 - 果皮の黒い葡萄と果皮に色のない葡萄を混醸する方法
黒葡萄と白葡萄を混ぜて赤ワインと同様に仕込みます。マセラシオンの期間は、黒葡萄と白葡萄の比率などによって変わりますが、一般的には赤ワインほど長くはありません。 - 赤ワインと白ワインを混ぜる方法
これらの方法、およびその組み合わせによってさらに多くのバリエーションが存在します。
ロゼワインの命はその淡く可憐な色ですが、色が薄いため退色が早く進みます。一般的には、新鮮なうちに飲まれます。
発泡性ワイン(スパークリングワイン)
文字通り、発泡性のあるワインです。フランスのChampagneのものがもっとも有名ですが、世界中にいろいろな発泡性ワイン(スパークリングワイン)があります。スペインではカヴァ、イタリアではスプマンテ、ドイツではゼクトと呼ばれています。なお、フランスにはChampagne以外にも発泡性ワインがありますが、それらはヴァン・ムスーと呼ばれています。

ワインには抗酸化作用のあるポリフェノールがたっぷりと含まれています。また100歳以上の高齢者にはワイン党が多く、健康を支えているのがポリフェノールと関連があるのではないかとの報告も挙がっています。
ポリフェノールとは
タンニン、レスベラトロール、アントシアニン、カテキン、フラボノイド―…まとめて「ポリフェノール」といいます。ポリフェノールは体のサビである「活性酸素」を取り去る力が期待される物質です。赤ワインなどに多く含まれていることで知られ、愛飲する人も多いです。もちろん飲み過ぎはいけませんが、適量を守れば動脈硬化、脳血栓、心臓疾患などの予防にもなります。
“フレンチパラドックス”という言葉があるように、フランス人は他の欧州諸国に比べて、脂肪分の多い食事を取っているのに心臓病の死亡率が低いというものです。フランス人はワインをよく飲むことが関係しているのではないかといわれています。
赤ワインの原料となるブドウの皮や種子に多く含まれるのは、ポリフェノールの一種、レスベラトロールです。この物質が体内でどのような働きをするかはまだ研究中のようですが、血小板の粘りを軽減させて、血管の若さを保つのに役立つことが分かってきました。
また、生活習慣病の悪化を食い止める効果があることも証明されています。レスベラトロールには肥満を改善する力はないようですが、生活習慣病の兆しが見えた段階で取れば、健康寿命を延ばしてくれるかもしれません。
白ワインは赤ワインに比べて、抗酸化作用を持つポリフェノールが少ないです。しかし、白ワインには殺菌作用があることをご存じでしょうか。食あたりをする体質の人は刺し身など生ものを食べるときに一緒に白ワインを飲んでみませんか。スペインの研究によるとサルモネラ菌による食中毒に対しても効果があるかもしれないと考えられているそうです。ワインには血塊や血管の炎症を防ぐ効果があり、また、善玉コレステロールを含んでいるため動脈硬化などを防ぐ効果もあるとのこと。イギリスの研究によると、毎日グラス1杯のワインを飲んでいる人は、ピロリ菌やバクテリアによる感染症・胃炎・潰瘍・胃癌の発症率が11%程度低いことが分かったそうです。
ワインも飲みすぎなければ色々な効果がありそうですね。
残念ながらわたくしはアルコールが殆ど飲めずワインは飲めませんが
お子様でも飲める子供用のホットワインがあると聞いたので
作り方を調べてみました。
シナモンホットワインの作り方
1:材料はシナモンとオレンジ
ホットワインでは定番のスパイスのひとつであるシナモンを使ったホットワインの作り方を紹介します。材料は赤ワインのほか、シナモンスティックとオレンジです。
2:材料を混ぜて加熱
オレンジは輪切りにして、赤ワインとシナモンスティックを混ぜて加熱します。沸騰しないように気をつけながら5分から6分ほど加熱することがポイントです。この加熱によってアルコール分は飛ぶので、お酒が苦手な方でも楽しめます。
3:お好みで更にアレンジ
5分から6分加熱した後はお好みで砂糖を加えて完成です。砂糖の代わりに、黒糖やはちみつを入れる飲み方もおすすめです。シナモンの風味を楽しむには絶好の飲み方です。また、シナモンだけでなく他のスパイスも一緒に入れて加熱しても美味しいです。
りんごホットワインの作り方
甘みがまして美味しい!りんごをワインに加えることによって、甘みが増してお酒が苦手な人でも楽しめるホットワインになります。
スパイスを加えてアレンジしよう
りんごは皮をむいて細かく角切りにする方法と、8分の1程度を切って加える方法があります。お好みで好きな方を選んでください。カットしたリンゴを赤ワインと一緒に加熱します。この時に好きなスパイスも一緒に加えます。シナモン、ショウガ、スターアニスなどが合うスパイスです。
りんご以外もホットワインに合う
沸騰しないよう加熱したら完成です。甘すぎる場合は水で薄めるといいです。また塩コショウを加えて甘みを抑えるという方法もあります。ホットワインにはリンゴだけでなくレモンなどの果物も合います。果物も混ぜて栄養たっぷりのホットワインを作りましょう。
早速参考にして作ってみたいと思います。
今回もResilience Days 読んで頂きありがとうございました。
次回は「身近な雑学 ナッツ(種実類) 編」です。
またResilience Days をよろしくお願い致します。